豊穣なる性エネルギー
人間のからだは、いつでも生殖することができる態勢を維持するために、多大な努力を払っています。なにしろ、望みさえすれば新しい生命を生み出すことができる驚くべきパワーを、いつでも発揮しなければならないのです。平均的な男性では 1回の射精で放出される精子の数は、 2億個から5億個にものぼります。
そして、 その一つ一つが、一人の人間を生み出す力を持っているのです。さらに男性の大半は生涯の間、数千回の射精を経験するわけですから、可能性だけをいえば、生み出すことができる人間の数は天文学的な数字になります。1回の射精で、一つ一つの精子がそれに見合う卵子に出会うことができたとすれば、一人の男性が 1回射精をしただけで、合衆国全体の人口に匹敵する人間を生み出せることになります。これが20回射精することになると、同じ一人が、なんと全世界の人口に匹敵する数の人間たちのお父さんになってしまうことになるのです!
女性は 45万個から70万個の卵子を持って生まれてきます。月経のある受精可能な期間には、卵巣から360個から4501闘の卵子が旅立って卵管を通り、子宮へと向かっていきます。子宮を目指す旅の途中で、卵子が精子に遭遇すると、受精が起こります。受精しないときには、子宮内膜表層が剥脱して、卵子と子宮内膜表層は月経の血液とともに、月に一度排池されるのです。
性エネルギー保持の重要性
からだには、数兆個もの精子細胞や数十万個もの卵子など、途方もない数の精子や卵子が貯えられているのですが、実際のところ男女が1ダースほども子孫を作ることは、ほとんど稀です。子供を作った後に残っている生殖のための気は何もしなければ、ただ失われてしまいます。それが自然なことだという人もいますが、体内で豊かに供給されているエネルギーを変容して、長寿と不老不死を得ることを目的とするタオの修行者にとって、豊富に貯えられている精気を見境なくなく失ってしまうことは、途方もない浪費にほかならないのです。
したがって、過去数千年もの間、タオの道士たちは精気を保持する方法を開発し、それを実践してきたのです。 しかし精気はただ貯えておくのではなく、心身を高め強化するパワフルな栄養分として、うまくリサイクルし、元に戻していく必要があります。このリサイクルのプロセスを行う主要なエネルギーの道筋が小周天なのです。
タオのヒーリング・ラブ
ヒーリングタオシステムでは精気のエネルギーを、心身の健康を回復して、男女の性的関係を調和し高揚させていき、さらには霊的な成長を増進していくために活用していきます。 この実修全体を、タオのヒーリング・ラブ、ないしは精功夫/卵功夫と呼んでいます。「功夫」 とは文字通りに言うと、ひたすら努力と訓練を重ねた結果、かち得ることができた技巧や能力のことを指します。タオのヒーリング・ラブを実修することで、放埓でハレンチな妄想に乱されることなく、人生を変えていくという大きな報いが得られます。 しかしあなたは、この方法から学んだことを、よく研究し理解しようと努めねばなりません。そして、ヒーリング・ラブから驚くばかりの効果を得たいと欲するなら、一所懸命に実修していかなければなりません。
引用文献:「タオ人間医学」マンタク・チア 著
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